●犯罪発生率は日本の約3倍となっており、空港やホテル、レストラン等でのスリや置き引きが多発しています。バンクーバーでは観光地等で駐車している車の窓ガラスを割って車内から物を盗む手口が横行しています。駐車する際には人目のある駐車場を選び、車内には何も残さないようにしましょう。近年、治安情勢は銃器犯罪の多発等、凶悪化しています。特に都市部で夜間にひと気のない場所に出かける際には注意が必要です。バンクーバー等では、夜、銃器や刃物で脅されたり、背後から襲われ暴行を受けた後に所持品を奪われるという事例がみられます。

●冬季は室内と屋外との温度差が想像以上に厳しく、ちょっとした外出でも防寒対策をしっかりとし凍傷にならないよう、または風邪をひかないように防寒対策が必要です。

●アメリカの総人口は日本の約2倍ですが、凶悪・暴力犯罪件数は日本の約20倍にも上がります。スリ・置き引きも多発し、ホテルでスツーケースごと盗まれる被害も発生しています。JFK国際空港等では、法外な料金を騙し取る無許可営業タクシー（白タク）の被害も深刻です。白タクの被害に遭わないために、ツアー参加の場合には事前に空港送迎がツアープログラムに入っているか、出迎えたガイドがツアーの詳細を承知しているか確認しましょう。空港送迎がない場合には、必ず空港の決められたタクシー乗り場から乗車するようにしましょう。

●夏場は強烈な紫外線、冬場は激しい乾燥に注意が必要です。冬場の加湿器は必需品です。乾燥性の皮膚炎や咽頭炎には注意しましょう。

●虫刺されが原因で起こるライム病や、ウエスト・ナイル・ウィルスに感染した蚊に刺されることで感染するウエスト・ナイル熱・脳炎が風土病となっております。肌の露出は避ける等、防虫対策に心掛けてください。

●日本と比較すると、殺人事件で2.3倍、強姦事件で約27.7倍、強盗事件で約25.3倍等、極めて高い犯罪発生率を示しています。観光客をターゲットとした窃盗については、ワイキキを中心としたホノルル市内またはハナウマ湾、ノースショア、ワイマナロ等のビーチ周辺、ショッピングセンター、ゴルフ場等の至る所で日常的に発生しています。手荷物から目を離さない、車を駐車する際にはわずかな時間であっても貴重品を車内に残さない等、注意が必要です。また、強盗等の凶悪犯罪は、主に夜間のダウンタウンやアラワイ運河沿い、郊外の一部の地域で発生しています。特に夜間はひと気のない所に出入りすることのないよう十分な注意が必要です。

●歩行者が横断歩道でない場所を横断した場合、100ドルを超える罰金が科せられます。また、車を運転中に横断中の歩行者を妨害する行為を行った場合や、運転中の携帯電話等電子機器の使用、あるいはシートベルトの非着用にも100ドル前後の罰金を科せられます。

●水道水を飲料水として利用することが可能であり、衛生状態は良好です。

●グアムの治安は、日本国内の治安に比べて良いとは決して言えません。窃盗などの一般犯罪は非常に多く発生しており、傷害事件や、鉄砲違反、薬物事犯など、背後関係の不透明な悪質犯罪も発生しています。オプショナルツアーに参加した女性2名が、送迎スタッフをかたった地元の者と思われる男に車で見知らぬ場所に連れて行かれ、バックを強盗され、手足に軽傷を負う事例も発生しています。

●グアムは自動車社会であり、運転者は歩行者のことをあまり念頭におかず運転していることが多いので、交通事故に十分な注意が必要です。道路を横断するときは、できるだけ横断歩道を利用してください。車両優先傾向も強いため、斜め横断中に発生した交通人身事故の場合でも、歩行者側に賠償責任が生じる場合もあります。

●水道の水は石灰水が多く含まれているので、飲料用としてはスーパーマーケットなどで市販されている飲用水を購入して飲むことをおすすめします。