海外で特に注意したい病気|海外旅行保険を徹底比較!
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破傷風
世界的に広く分布し、破傷風を起こす病原体である破傷風菌は嫌気性の菌で、その多くは土の中に存在し、途上国、先進国を問わず、世界中に分布しているといわれています。破傷風は交通事故、ケガ、火傷など深い傷だけでなく、浅い傷でも菌が入ると発病してしまう、死亡率の高い恐ろしい病気。予防接種を受けていれば免疫保持が可能で、傷を受けてもある程度は防げるといわれています。
黄熱
直接の感染源は蚊(ネッタイシマカ)です。ネッタイシマカに刺されると急に発熱し、震えがきます。黄熱は、体中が痛い、鼻や歯ぐきから出血する、黄疸が出るなどの症状が現れる、死亡率の高い病気です。予防策は蚊に刺されないよう注意することと、予防接種を受けること。接種後の免疫保持は長く、その有効期限は初めて接種する場合、接種後10日目から約10年間です。10年を過ぎると、再接種が必要になります。黄熱の予防接種は国の機関(検疫所)でのみ受けられます。入国時、黄熱のイエローカードを要求する国がありますので、あらかじめ渡航する国がイエローカードを要求しているかどうか、調べておく必要があります。
コレラ
コレラは汚染された水および食べ物を介して経口感染する伝染病です。主に気温の高い熱帯・亜熱帯地方や、上下水道の設備が不十分な開発途上国に広く蔓延しています。経口感染による病気は一般的に、生水、水もの、氷の入った飲み物などの摂取を避け、外出から戻ったときや食事前に石鹸で手洗いをすることにより防ぐことができます。コレラの場合、予防接種はありますが、効果は約3か月間程度と短く、摂取だけでは予防効果も完全ではありません。
ペスト
野ネズミの間ではノミが媒介し、人はそのペスト菌を持ったノミに刺されて感染します。農耕地で仕事をする人、特に野生動物に接触する機会の多い人は注意が必要です。予防策としては予防接種ワクチンもありますが、ノミに刺されないようにすることや、動物に近よらないようにすることが大切です。
B型肝炎
保菌者の血液が感染源となって、輸血、注射器、性行為などによって感染します。アジアやアフリカ地域に多く見られる病気で、キャリアや肝炎を発症している人から血液や体液を介して伝播されます。したがって、これらキャリア率の高い地域ほど、感染する危険性は高いといえます。
日本脳炎
イエ蚊が病原ウイルスに感染しているブタやその他の動物を刺して、病原ウイルスを人に媒介する疾病。分布が見られる温帯地域では夏の終わりから秋にかけて流行し、熱帯地域では季節にかかわらず流行する恐れがあります。予防策は蚊に刺されないよう注意することと、予防接種を受けておくことです。
流行性髄膜炎
急性の細菌性感染症で、発熱、激しい頭痛、嘔気、嘔吐を伴って急激に発症します。伝播は鼻咽頭の痰や唾液の飛沫感染によるものです。欧米諸国では髄膜炎菌のA群とC群の多糖体ワクチンによる予防策がとられていますが、残念ながら日本には予防接種ワクチンがありません。汚染地域へ渡航される場合は、タイ(ただし、バンコク)、イギリス、フランスなど途中経由地で予防接種を受けるとよいでしょう。
重症急性呼吸器症候群(SARS)
近距離からの飛沫感染および直接または間接感染が主な経路。感染者の分泌物、排泄物等にウイルスが含まれています。潜伏期間は2〜16日で、発症すると悪寒を伴う38℃以上の高熱に加え倦怠感、咳を伴うことがあります。発症後、1週間で回復する人が多いものの、免疫系の過剰な反応で急激に悪化し、肺炎を引き起こし、呼吸不全にて人工呼吸管理が必要となることもあります。死亡率は全体として10%前後です。〈参考〉
ロングフライト症候群
長距離のフライトなど、同じ姿勢で長時間座っていると血の流れが悪くなり、「胸の痛み」や「息苦しさ」などを感じることがあります。到着間際の機内や到着後の空港内で発症することがほとんどですが、まれにフライト約2週間以内に旅行先や帰宅後の自宅で起こることもあり、最悪の場合、呼吸困難に陥って死亡することもあります。長時間のフライトの際は、定期的な足の運動と水分補給を忘れず予防に心がけましょう。足を組むことを避け、ゆったりとした衣服を着ることも大切です。
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