カナダ
アメリカ
グアム
イギリス
フランス
ドイツ
イタリア
スペイン
スイス
オーストリア
クロアチア
トルコ
カンボジア
ベトナム
タイ
マレーシア
シンガポール
インドネシア
フィリピン
インド
韓国(大韓民国)
中国
台湾
オーストラリア
国名 カンボジア ベトナム タイ マレーシア
都市名 シェムリアップ ホーチミン バンコク クアラルンプール
国・都市情報

●日本人旅行者に対する一般犯罪としては、金品目的のひったくり、スリや住居侵入事案が殆どですが、けん銃等の武器が出回っていることから、銃器を使用した凶悪犯罪につき、注意する必要があります。アンコールワット遺跡の観光客を狙ってモト・ドップ(オートバイ)・トゥクトゥクや貸し自転車に乗っている間に手荷物をひったくられる被害事例が多発しています。

●カンボジア全土で細菌性赤痢、アメーバ赤痢、A型ウイルス性肝炎、ジアルジア症等の経口伝染病や、蚊を媒介するマラリア、デング熱が多く発生していますので、飲料水や果実、生野菜、魚介類の摂取には十分注意し、外出時には蚊を避ける対策を怠らないことが重要です。

●鳥インフルエンザのヒトへの感染例は2014年4月時点で21件となっています。養鶏所付近や鳥を扱う市場には近寄らず、家畜類や野鳥との接触は極力避け、食べ物の取扱い等、衛生管理に十分注意が必要です。

●ひったくりやスリ、置き引きが多発しています。ひったくりは、後方からバイクに乗った2人組が近づき、追い越しざまにバック等をひったくり、逃走するという手口が多発しています。過去には、たすき掛けしているバッグを強引に奪う手口が散発し、被害者が倒されたり引きずられたりして、歯を折ったり、腕を骨折したりする被害が出たことがあるため、十分な注意が必要です。ホーチミンでは、タクシーやシクロ(三輪自動車タクシー)に乗り降りしているとき、バイクに乗った人物に手荷物をひったくられる事件が発生しています。

●ベトナム全土でマラリア、一部地域でペスト、コレラが流行しています。中部山岳地域を旅行する場合には、抗マラリア薬の予防内服等を考慮する必要があります。また、上気道感染症(季節性インフルエンザ等)、腸管感染症(アメーバ赤痢、コレラ等)等にも注意が必要です。

●バンコク都内の観光スポットやデパート周辺、安宿周辺、チェンマイ市内の旧市街地を中心に若い旅行者が犯罪被害に遭う例が多発しています。犯罪手口は、睡眠薬強盗、いかさま賭博、道尋ねスリ、宝石・洋服のキャッチセールス、強盗、わいせつ行為、スリ、置き引き等、様々です。

●水道水は、大腸菌等に汚染されている場合があるため、市販のミネラルウォーター等をおすすめします。

●デング熱、マラリア、日本脳炎、感染症腸炎、食中毒、HIV、狂犬病、鳥インフルエンザには十分な予防と注意が必要です。また、インフルエンザ、麻疹、水痘、流行性耳下腺炎、結核等についても、日本より多くみられるため注意が必要です。

●日本と比較すると、殺人事件で約2倍、強盗で約25倍となり非常に高い犯罪発生率となっています。クアラルンプール周辺地域において、日本人の被害が増加傾向にあるため注意が必要です。主な手口は、置き引き、ひったくり、詐欺(いかさま賭博、振り込め詐欺)となり、犯人の標的にならないよう極力、周囲に馴染んだ服装に配慮する必要があります。華美な服装や高価そうな装身具は避けるのが無難です。

●水道水は直接の飲用に適しません。浄水器を通した後、煮沸したものやミネラルウォーターをおすすめします。また、水道水には微粒子が含まれているため、コンタクトレンズの洗浄は避けた方が無難です。

●消化器系感染症(コレラ、細菌性赤痢、腸チフス)、結核、デング熱には注意が必要です。コレラ、腸チフス等は経口感染によるものであるため、生ものはなるべく口にせず、加熱処理をした場合でも作り置きには十分気を付ける必要があります。

救急車
(電話番号・
電話料金等)

☎ 公共 119
救急車を保有する私立病院に
直接電話する。

シェムリアップ
Royal Angkor International Hospital
☎ 063-761-888/012-235-888

プノンペン
Royal Rattanak International Hospital
☎ 023-365-555/023-991-000

☎ 公共 115
(ベトナム語のみ)

すべての私立病院に救急車があり、
病院に直接電話する。

(例)バンコク病院:02-310-3000(代)
バムルンラード病院:02-667-100(代)
いずれも日本語対応の医師が勤務。

☎ 公共 999

Global Doctors
(民間医療サービス会社)
☎ 03-6203-3999

薬の入手方法 医師の処方箋が必要
(薬によっては処方箋なしで購入可)
医師の処方箋が必要 医師の処方箋が必要
(薬によっては処方箋なしで購入可)
医師の処方箋が必要
病院の部屋代
(1日あたり)
(薬代、X線代、検査費は含まれない)
公立病院
(医師費用を除く)
個室 約3,200円〜
約8,000円
公立病院
(医師費用を除く)
個室 約2,000円 公立病院
(医師費用を除く)
個室 約4,700円〜
約5,200円
公立病院
(医師費用を除く)
個室 約5,300円
セミ個室 約2,000円〜
約5,600円
セミ個室   セミ個室 約3,900円〜
約5,200円
セミ個室 約4,000円
一般病棟 約4,000円 一般病棟   一般病棟 約2,000円〜
約2,600円
一般病棟 約2,700円
I.C.U/C.C.U 約16,100円〜
20,100円
I.C.U/C.C.U 約2,000円 I.C.U/C.C.U 約7,800円〜
約13,000円
I.C.U/C.C.U 約8,000円
私立病院
(医師費用を除く)
個室 約12,100円〜
約17,700円
私立病院
(医師費用を除く)
個室 約66,000円 私立病院
(医師費用を除く)
個室 約13,000円〜
約51,800円
私立病院
(医師費用を除く)
個室 約6,400円
セミ個室 約8,000円 セミ個室 約33,800円 セミ個室 約10,400円〜
15,500円
セミ個室 約4,100円
一般病棟 約5,600円 一般病棟   一般病棟 約6,500円〜
10,400円
一般病棟 約2,600円
I.C.U/C.C.U 約36,200円〜
約40,200円
I.C.U/C.C.U 約82,100円 I.C.U/C.C.U 約25,900円〜
約77,700円
I.C.U/C.C.U 約10,900円
入院保証金 公立病院 必要 公立病院 必要
(約12,100円〜約40,200円)
公立病院 基本的に不要 公立病院 必要
(約5,800円)
私立病院 必要
(約40,200円〜約80,500円)
私立病院 必要
(約40,200円〜約80,500円)
私立病院 必要 私立病院 必要
(手術や治療により異なる)
手術費   虫垂炎 アキレス腱
断裂
  虫垂炎 アキレス腱
断裂
  虫垂炎 アキレス腱
断裂
  虫垂炎 アキレス腱
断裂
公立病院 約48,300円〜
約120,700円
  公立病院 約68,400円 約48,300円 公立病院 約77,700円〜
約129,500円
約181,300円〜
約207,200円
公立病院 約13,200円 約26,400円
私立病院 約281,700円〜
約563,400円
  私立病院 約241,500円 約217,300円 私立病院 約310,800円〜
約388,500円
約777,000円 私立病院 約263,600円 約316,300円
入院期間
(平均)
3日〜7日   入院期間
(平均)
7日〜10日 5日 入院期間
(平均)
3日〜5日 5日 入院期間
(平均)
3日 6日
外来初診料 胃腸炎 胃腸炎 胃腸炎 胃腸炎
公立病院 約48,300円〜約120,700円 公立病院 約4,000円〜約8,000円 公立病院 約2,000円〜約2,600円 公立病院 約8,000円
私立病院 約281,700円〜約563,400円 私立病院 約8,000円〜約24,000円 私立病院 約3,900円〜約7,800円 私立病院 約16,000円
当地から日本への
移送費
約1,207,400円〜約1,609,800円
(ストレッチャー使用、定期便利用、付き添い医師1名、看護師1名)
約1,448,800円〜約1,851,300円
(ストレッチャー使用、定期便利用、付き添い医師1名、看護師1名)
約1,890,700円〜約2,020,200円
(ストレッチャー使用、定期便利用、付き添い医師1名、看護師1名)
約2,253,700円
(ストレッチャー使用、定期便利用、付き添い医師1名、看護師1名)
備考

●移送費は利用する航空会社および、時期により異なる。

●公共の救急番号はあまりつながらなく、おすすめできない。日本人は私立病院が保有する救急車を利用した方が安全。

●移送費は利用する航空会社および、時期により異なる。

●公立病院は外国人旅行者におすすめできない。公共の救急番号を利用した場合、公立病院へ搬送されるケースが多い。

●公共の救急番号は外国語が通じにくいため、代わりに日本大使館・総領事館へ電話する方法もある。

●移送費は利用する航空会社および、時期により異なる。

●バンコク市内の私立病院の多く、日本人専用デスクが設置されている。

●移送費は利用する航空会社および、時期により異なる。

●公共の救急番号で搬送されるのは国立病院に限られる。

東京海上日動 世界の医療と安全2014年 より